Wordpress標準設定で、ツイートまとめツールPROで生成したHTMLを貼り付けると、崩れて表示されることがあります。
これは、Wordpressの自動整形機能が働くために、pタグやbrタグなどが追加されてしまうためです。
Wordpressにおいて自動整形機能を回避するための例を2つ紹介します。
環境によってはうまくいかないこともあるかもしれませんので、、、その場合は試行錯誤等お願いいたします!
なお、この例を確認したときのWordpressのバージョンは、5.3.2です。(2020-01-23時点)

前提知識として、Wordpressの自動整形は2か所で実行されています。

  1. 記事の保存時

    記事を保存するとき、内部的にwpautop関数によって、pタグやbrタグが自動的に追加されます。

  2. ビジュアルエディタ(クラシックエディタ)

    エディタのHTML表示からビジュアル表示に切り替えたタイミングで自動整形されます。pタグやbrタグが追加されたり、空のタグが削除されたりします。

1.ブロックエディタ(Gutenberg)を素直に活用する例

Wordpress5.xからブロックエディタのGutenbergが導入されました。
以前はエディタですべてのコードを編集する形でしたが、ブロックを追加でき、それぞれのブロックを編集できる形になりました。
ブロックには種類があって、従来のエディタは「クラシック」となります。他にカスタムHTMLや見出しなどいろいろあります。

ブロックエディタでブロックを選択する

ブロックのうち、「カスタムHTML」を選択しツイートまとめツールPROで生成したHTMLをそのまま貼り付けると、自動整形機能は働かないため、崩れることなく表示できます。
ただし、「カスタムHTML」はビジュアルエディタがないため(プレビューのみ可能)、編集したい場合は直接HTMLを記述する必要があります。
ツイートまとめツールPROにもエディタがありますので、そちらでなるべく編集後貼り付けという方法がおすすめかなと。
貼り付けたHTMLの前後に何かを追加したい(例えばバナー広告や独自コメントなど)場合、ブロックを追加すると良いかと思います。

この方法はWordpressをカスタマイズする必要がないため、一番簡単だと思います。

2.プラグイン追加+functions.phpを編集する例

ブロックエディタがやっぱり使いにくいとか、従来の方法で編集もやりたいという方もいるかと思います。
この方法は、プラグインを2つ追加して、functions.phpにもコードを追加します。

2つのプラグインのインストールだけではビジュアルエディタ自体の自動整形機能のために、一部のタグが削除されたり逆にpタグなどが追加されてしまったりします。
functions.phpへコード追加することで、エディタの問題が解決します。

Classic Editorプラグインをインストール&有効

Classic Editorプラグインをインストールし有効にします。
このプラグインはブロックエディタのGutenbergを以前のエディタに変更する公式プラグインです。今回の方法はブロックエディタのままではうまくいきません。
注意点として、このプラグインは2022年まではサポートされるようですが、それ以降はどうなるかわからないみたいです。。。

このプラグインをインストールするだけで、以前のエディタに変更になります。特に設定はありません。

Toggle wpautopプラグインをインストール&有効

Toggle wpautopプラグインをインストールし有効にします。
このプラグインは、記事ごとにwpautop(自動整形機能)を有効・無効にできるようになります。
Classic Editorプラグインが有効でないと、以下の項目が出てきませんのでご注意ください。
右公開項目内の「disable wpautop」にチェックされていると、自動整形機能が無効になります。
新規投稿追加時にチェックされた状態にする場合、設定>投稿設定の「Auto Enable」をチェックしておいてください。

disable wpautopチェックボックス

functions.phpにコード追加

functions.phpに、Classic Editor自体の自動整形機能を無効にするコードを追加します。
以下コードを追加することで、空のタグの削除を無効にしたり、改行時のbrタグの挿入などができるようになります。
functions.php編集は慎重に行ってください。念の為、バックアップを取っておくと失敗したときにすぐにもとに戻せますので、おすすめです。

functions.phpの場所:
(Wordpressフォルダ)/wp-content/themes/(テーマフォルダ)/functions.php

もしくは、「外観>テーマエディター>テーマのための関数(functions.php)」で編集してファイルを更新する方法もあります。

以下のコードをfunctions.phpの最後に追加:
function my_customize_mce_options( $init ) {
  global $allowedposttags;

  $init['valid_elements'] = '*[*]';
  $init['extended_valid_elements'] = '*[*]';
  $init['valid_children'] = '+a[' . implode( '|', array_keys( $allowedposttags ) ) . ']';
  $init['indent'] = true;
  $init['wpautop'] = false;
  $init['force_p_newlines'] = false;
  $init['force_br_newlines'] = true;
  $init['forced_root_block'] = '';

  return $init;
}

add_filter( 'tiny_mce_before_init', 'my_customize_mce_options' );

※以下のサイトを参考にしました。というか、コードはそのままです。。。
WordPressビジュアルエディタの自動整形機能を無効化するには